2011年9月21日水曜日

[Vol.12] 海外小売店訪問レポート ~台湾・中国・韓国編~


ここ数年、IOFTで目立ってきているのがアジアからの来場者。アジアからの有力バイヤーの方が大挙して訪れ、会期中出展社の皆さんと熱心に商談されている光景をご覧になった方も多いのではないでしょうか?実は、これ、事務局が数年前から取り組んでいるプロジェクトの一環なんです。中国をはじめ、アジアの経済が伸張していること、また、アジア諸国で質の高い日本製のメガネや、オシャレな欧米のメガネが売れている。とのニュースを聞き、少しでも出展社の皆さんの売上アップに繋がれば…との思いから、トップの中のトップに君臨する眼鏡店のアジアバイヤーの皆さんをご招待させていただいています。

毎年、会期の2ヶ月前くらいに事務局スタッフがそれぞれの国に訪問。
一社一社お会いさせていただき、IOFTの魅力を伝え、来場のお約束をいただいています。

今年は、8月中旬から下旬にかけて、台湾・中国・韓国へ行って来ましたので、その模様をごく一部ですがレポートしますね。

~台湾編~
台湾へは、事務局の鈴木と大道がお邪魔しました。
まずは、とってもオシャレな眼鏡店、SEE’S LIGHTへ。

[左から: Huang会長、事務局 鈴木、大道]

 台湾各地に50店舗!ものお店があるそうです。鈴木と大道は会長のBison Huangさまとお会いしてきました。オシャレなお店の中には、欧米のブランドの代理店もされているそうで、欧米ブランドのアイウエアが所狭しと並んでいました。ただ、日本のアイウェアはまだ取扱いがないので、今回のIOFT来場を機に、積極的に見て回って、良いものがあれば、買い付けをしたい。とおっしゃってくださいました。



SEE’S LIGHT

続いて、小売店、JINJU EYEWEAR 本部マネージャーのJohn Changさまにお会いしました。


[JINJUのChangマネージャーと]

JINJU EYEWEARは高雄県を中心に10店舗あり、JAPONISMなど日本のアイウェアのお取扱いもあるとの事。日本製のアイウェア、また、高価なアイウェアがお客様からの需要も高いので、IOFTはそういったものが一堂に見られるという意味で、楽しみにしている。特にJINJUでは既に鯖江のメーカーとの取引もあり、今年のIOFTでは、更に新しいブランドを求め来場したい。とのことでした。IOFTにはたくさんの心が躍るようなアイウエアが出品されます。素敵な出会いがありますように!

鈴木と大道が数々の眼鏡店を訪問し、IOFTについてご説明させていただいた結果、今年、台湾からは70名強の方がIOFTにご来場いただける予定。日本製のアイウェアに興味を示して下さる方がとても多かった。とのことです。出展社の皆さん、ぜひぜひ、万全な準備で会期に臨んでくださいね★

~中国編~
続いて、事務局の菊池と葛(カツ)が中国へ行って来ました。
まずは、SHANGHAI CORRIS OPTICSのポール・ワン社長とお会いしました

[左から:事務局 葛、ワン社長、事務局 菊池]

同社は日本と欧米13ブランド!の代理店をされているそうです。毎年IOFTには来場していただいていたのですが、なんと、お会いした当初、「今年は行かない。」と、残念なお返事が返ってきてしまったんです…。ですが、葛と菊池の説明を聞き、次第に気持ちにも変化が出た様子。最終的には、今年もやはり来場するとの返事を頂く事ができました。嬉しいニュースですね!お待ちしています!

最後は、SHANGHAI MATIAN EYEWARE / SHANGHAI IDEE EYEWAREJack Ma社長の元へ。
[左:事務局 菊池 右:Ma社長]

こちらは上海No.3の小売店で、市内だけで30以上の店舗があるそうです。日本のラグジュアリーフレームは質が高く、上海の富裕層に特に人気で、持っているということが、ステータスの証明となるので良く売れる。なので、会期の際は、「IOFTラグジュアリーコレクション」を中心に見て周り、ゴールドフレームなどを仕入れたい!とのこと。

菊池と葛は、約1週間をかけて、中国の眼鏡店を訪問しました。今年はその他にも、なんと中国に200店舗!を持つHENAN BEST OPTICAL CHAIN99店舗を持つBAODAO OPTICALなど、中国超大手の小売店のトップバイヤーの皆さんがIOFTにご来場されます。経済の伸張が著しい中国、皆さん質の良い日本製・欧米のアイウェアが中国の富裕層に売れる。とのことで大変注目されていました。会期が楽しみですね。


~韓国編~
最後にご紹介するのは韓国。事務局長の坂本とジョン、李が ソウル・釜山の眼鏡店を訪問。

ソウルでは、韓国で630店舗を持つ、超有力店、TOMATO D&Cにて、 朴・デソン社長とお会いしてきました。 

[朴社長と坂本]

TOMATO D&Cさんは毎年IOFTにご来場いただいているのですが、今年新社長になられた朴社長は日本の眼鏡市場のことやIOFTにとても興味を持っていらっしゃいました。今年は、今まで以上にIOFTで真剣に比較検討できるように、より多くの購買決定権のあるバイヤーたちと一緒に来場するとお約束いただきました。

TOMATO D&C

韓国の第2の都市 釜山では、釜山を中心に韓国全土に28の店舗を持つGallery眼鏡を訪問。

[右から2人目: 事務局 坂本、右から3人目: 金社長]

代表の金キコンさん等とお会いしました。金社長は、今年のIOFTオープニングを飾るテープカットにもご参列いただく予定です。既に日本のメーカーさんとも積極的にビジネスをしており、1~2ヶ月に1回は日本の福井などを訪問されているそうです。例年IOFTには来場しており、今年は店長らと12人で来場するとのこと!非常に楽しみです。ともおっしゃってくださいました☆

Gallery眼鏡

その後、同じく釜山のヌンサラン眼鏡(eye love youへ。金・チャンヨン代表とお会いしました。

[左:金社長 右:坂本]

ヌンサラン眼鏡は、釜山22店舗を始め、フランチャイズも含めると、韓国全土に47店舗あるそうです。お話をしていて驚くべき事実が・・・なんと、金代表が最後にIOFTに来場したのは、10年前!IOFTがその後どう変わって、今年の見どころは何なのか・・・など説明をさせていただくと、即座に今年は職員とIOFT2011に来場すると力強いお返事をいただきました!会場では、より良い品を仕入れ、お客さんに提供したいとの事。お客様への愛情が感じられる、心温まる訪問になりました。


韓国ではその他にも眼鏡協会で、IOFT来場に際しての説明会を開催させていただき、新たな来場者をご紹介いただいたりと、とっても実りある訪問になったようです。


[編集後記]
質の高い製品、オシャレな製品が揃う場として、年々アジアからの注目が高まるIOFT。今年の会期に一人でも多く、アジアからのバイヤーの方からご来場いただきたいとの思いから、事務局スタッフが海を越え、多くの小売店を訪問させていただきました。訪問の結果、今年のIOFTには、400名を超えるバイヤーの皆さんがアジアから来場の予定!バイヤーの皆さんのIOFTへの期待は本当に大きく、訪問したスタッフも会期に向け、益々気合が入った!とのこと。事務局では、海外からご来場されるバイヤーの皆さんと出展社の皆さんのビジネスをつなぐ、「マッチングサービス」を提供しており、特別招待者の皆さんもその制度を活用し、商談をしたいとおっしゃってくださっています。今年は益々皆さんの商談も活発になりそうですね。



[IOFT広報担当:西浦]


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