2010年1月13日水曜日

[vol.1] 初出展社の挑戦

お待たせしました!IOFTニュース、リニューアルです。

生まれ変わったIOFTニュースでも、来るIOFT2010に向けて
最新トピックや、もぎたて情報をお届けしてまいりますので
引き続きのご愛読宜しくお願い致しますね★

さて記念すべき第一号は「IOFT2009 初出展社の挑戦」と
題しIOFT2009に初出展し、大成功を納められた3社をご紹介!

「IOFTでどんな成果が出たのか?」
「なぜそんな大成功を収めることができたのか?」
正に今、会期中の受注にご対応されている
お忙しい合間を縫って喜びの声をいただきましたよ♪


初出展社の挑戦-Case1- 
  ~福井・鯖江  ブリッジコーポレーション~
まずは福井から今回初出展!
『アイウェア・オブ・ザ・イヤー2010』 機能・技術部門
受賞も追い風となってビッグなご成果を上げられた同社。
16年前に全く異業種からメガネ業界に飛び込んだ、異色の人、
ブリッジコーポレーションの宮下社長にお話を伺ってみました!

←会期中、大盛況だった
  同社ブース!






清野:
今回のIOFTが初出展との事。
成果や感想などお聞かせ頂けますか?

宮下社長:
いや~、何から何まで初めてで、「あっ」という間に会期が終わった・・
これが正直な気持ちです。
初出展の感想は、自分でも驚くような結果にビックリ、ですね!
出展前まで、全国に約20社のお客さまと取引があったんですが
今回のIOFTを通じて、約30社の新規小売店さんと
取引が始められました。大手小売さんとも取引ができ
順々にご注文頂いた商品を納品していますよ。

清野:
初出展に加えて、アイウェア・オブ・ザ・イヤーも初受賞!
この反響がまた凄かったとか・・ 

宮下社長:
そうなんです!
この受賞が何と言ってもうちには強力な武器になりました。
今までに無い、【鼻じゃなくこめかみでかける~NEOJIN COMFORT~】で
機能・技術部門を受賞したんです。嬉しかったですねー。
僕のところはエンドユーザーさんの要望を知るために
小売店もやってるんだけど、お客さまから一番多かったクレームは、
「鼻が痛い・・・」「パッド部分の化粧がとれちゃう・・・」
「めがねが重たい・・・」というご意見。
これを何とかしたいと思って開発を続けて、
満を持して発表したのが【NEOJIN COMFORT】なんですよ。



←アイウェア・オブ・ザ・イヤー2010
  機能・技術部門受賞の
  【NEOJIN COMFORT】







清野:
会期中や会期後に、かなりの数のマスコミにも取り上げられてましたね!
取材対応されている姿、拝見しました。

宮下社長:
はい。TVや雑誌の皆さんにたくさん取材して頂きました!
例えば、NHKの【おはよう日本】に取り上げてもらったんですが、
朝早すぎてあんまり観てる人少ないんだろうなぁ、なんて思ってたら、
朝10時頃から電話がじゃんじゃん鳴って・・・
「新潟に住んでるんだけど、どこの眼鏡店に売ってるの?」とか、
全国各地のエンドユーザーさんからひっきりなしに
【NEOJIN COMFORT】へのラブコールがあったんです。
でも、まだ取り扱ってる眼鏡店さんが少なくて
「すいません、そちらの地域では売ってないんです」って断って・・・
そしたら、なんと!
「おたくは福井の鯖江ね?今から汽車で買いに行くから。」と。
で、ホントにうちまで買いに来てくれたんです!
いやーあれは嬉しかったなぁ。【NEOJIN COMFORT】を取り扱ってくれる
眼鏡店さんが、全国でもっと増えてくれると嬉しいです。

清野:
エンドユーザーさんが喜ぶ顔を見れるなんて、ものすごく幸せな事ですね。

宮下社長:
本当にそうですよね。
誰のためにメガネ作ってるかって、エンドユーザーさんのためですからね。
これからも、エンドユーザーさんが喜ぶ新製品をいっぱい開発していきますよ。
いっぱい開発して、いっぱい並べるので次のIOFT2010では
出展スペースを今回の倍にしちゃうんです!
小売店さんが、うちの商品をじっくり手にとって見てもらえるように。
なのでみなさん、次回のIOFTでも注目して期待してて下さいね。

清野:ありがとうございました。次回、私も楽しみにしています! 


続いては大阪から竹フレームで初出展されたこちらの会社。
初出展社の挑戦 -Case2-
  ~マリー・アントワネット~
Case2は大阪から初出展されたマリー・アントワネットの
代表取締役社長 植田元気さんにお話を伺いました。

清野:
IOFT2009に初出展したご感想はいかがでしたか?

植田社長:
そもそも眼鏡業界に本格的に参入するのが初めてだったんですね。
で、まず驚いたのが、商談目的の来場者が圧倒的に多いこと!
本当に真剣な方ばかりで、展示会として完成されていることを
ひしひしと感じましたね。
情報収集や物見遊山の客がほとんどいなかったのも良かったです。
ものすごく商談に集中できました!

清野:
本当に、IOFTは商談展として確立していますよね。
ご出展いただいたご成果はいかがでしたか? 

植田社長:
訪問する人の数にもびっくりしたんですが、会期前に
「ここと商談したいなぁ」と考えていた大手のチェーン店や
卸商15件と、非常に濃い商談が出来たことがほんっとうに満足です!
1月頭現在では、金額としては300万円ほどなんですが、
これを元にさらに受注が増えることは確実で、
初回としてはこの上ないといえる成果でしたね!

清野:
すごいですね!すごく人も集まられていたようですが
初出展にあたってPRや装飾で工夫したことはありますか?

植田社長:
今回うちは、竹製のフレームを低価格で、
OEM量産できることをPRしたかったんです。
なのでとにかく目を引くように「OEM・低価格」の文字を
看板に大きく載せたことが効果的でしたね!
この看板を見て、OEM目的の来場者の方が集まってくれ、
「わかりやすく魅せる」という意味で、いい工夫だったと思います。

清野:
そうですよね。広い展示会場、やはり自社のPRポイントや
強みを看板やパネルで効果的に見せる事は非常に重要ですね!
次回もご出展いただけるとのこと、ありがとうございます。
ちょっと気が早いですが、次回への意気込みをお聞かせください。

植田社長:
今回のIOFT2009での経験を元に、今後
どんどん新製品を展開していくつもりです!
今までに無い価値観の商品を市場に提案したいし
ありあまるアイデアもありますので、笑。
ぜひ次回も期待してください!

清野:
アイデア満載、工夫満載の展示、
次回も期待しています!ありがとうございました。


最後にご紹介するのはフランスから初めて出展されたこちら!
初出展社の挑戦-Case3-
 ~フランス OKO EYEWEAR~

同社のデビッド ベドックさんにインタビュー。
西浦:
IOFT2009へのご出展、そして、インタビューへの
ご協力ありがとうございます!
もともと、どうしてIOFTに出展しようと思ったのか、
その辺りからお聞かせいただけますか?

デビッドさん:
実は、以前から個人的にも、仕事の上でも
日本市場と日本そのものに興味があったんだ。
日本とフランスって、意外と色んなところで共通項があるなぁと思ってて。
例えば、アートの生活への取り入れ方とか・・・。
日本人の美的感覚はとっても優れていると思うし
共感できるんだよね。だから、IOFTへ出展した一番の理由は、
日本というマーケット市場調査はもちろんだけど、
OKOの製品や哲学を日本の消費者にしっかりと伝えてくれる
ディストリビューターを探したかった。というのもあるよ。









西浦:
なるほど!実際に出展してみて、IOFTはいかがでしたか?

デビッドさん:
すばらしい結果が出せたよ!僕らのポリシーを理解してくれる
レベルの高い眼鏡店の方がたくさんブースに来れて、
今後に繋がる意義のあるコンタクト先を得られたからね。
しかも、日本だけじゃなくて、アジアや、なんとオーストラリアの
来場者までIOFTの僕らのブースって訪れてくれた。驚いたよ!
初出展にしては、かなり満足のいく成果が残せて、
本当に出展して良かったと思ってるよ。
あとは、事務局の運営のスムーズさやサポートの安心感にも
感謝しているよ。準備の最初から会期中まで
僕らの初めての“冒険”をしっかり
サポートしてもらえたことも頼もしかったな。

西浦:
幅広く多くの質の高いバイヤーがいらっしゃったんですね。
ご成果が出て嬉しいです!
IOFTの良さ、お友達のメーカーさんにもぜひぜひ
宣伝してくださいね、笑♪

デビッドさん:
もちろんだよ。IOFTは絶対に外せない展示会だもの!
出展するにはベストな展示会、というか、不可欠なんじゃないかな。
だから、今回の経験をいろんな所で自慢して、
みんなに勧めていこうと思ってるんだ。また、東京で会おうね!

西浦:
ありがとうございます。
また、次回のIOFT2010でお会いしましょうね!

《編集後記》
IOFT2009で仕入れられたアイウェアが
店頭に並び始める頃になりましたね!
今回お話を伺ったみなさんも、まさに今IOFTでの受注に
ご対応されている様子でしたよ。
お話に出ていたような展示会での出会いが、多くのエンドユーザーに
快適でステキなアイウェアを届けるきっかけになっていることを感じます。
私たち事務局も次回IOFT2010に向けて既に発進していますよ!
次回のニュースもお見逃しなく★