西浦:
それでは、マーションジャパンの岡本さまをご紹介しましょう。
今回は、どのブランドについてご紹介いただけるのでしょうか?
[岡本さま] |
岡本さま:
今回は、ラコステと、サルヴァトーレ・フェラガモについてご紹介させていただきます。
まず、ラコステからご紹介しますね。
ラコステ(LACOSTE)は、ルネ・ラコステという、フランス、パリ出身の男子テニスプレーヤーの名を冠したブランドなんです。彼は、テニスの4大大会を制覇するだけではなく、世界のメジャータイトルを複数獲得するなど、偉大なプレーヤーだったんです。そんな彼が立ち上げたラコステは、当初はスポーツテイストのブランドでしたが、現在は様々な商品を扱うライフスタイルブランドして、みなさんもご存じではないでしょうか。
ラコステのブランドとしてのはじまりは、1933年にニット製造会社のオーナーであったアンドレ・ジリエと共に、クロコダイルのロゴが刺繍されたポロシャツの製造を開始し、そのポロシャツをラコステというブランドとして世に出ましたことからなんですよ。
続いて、Salvatore Ferragamo をご紹介します。
1898年にサルヴァトーレ・フェラガモは、イタリア南部ボニートで生まれました。最初にサルヴァトーレが靴を作ったのは9歳の時で、教会の儀式に参加する妹の靴だったといわれています。11歳の時、自宅で靴屋を開業、15歳でアメリカのカウボーイブーツの工場で働いていた兄弟の一人がいるボストンに渡ります。その後カリフォルニアに移り、サンタバーバラで映画の衣装として靴を製作したり、ハリウッド俳優らを顧客にし「スターの靴職人」と名声を集めます。また、足を痛めない靴を製作するため、南カリフォルニア大学で解剖学を学びました。1927年、13年間いたアメリカからイタリアに戻りフィレンツェで「サルヴァトーレ・フェラガモ」を開業、イランのソライヤー・エスファンディヤーリー・バフティヤーリー元王妃などの王侯、インドのマハラニなどの貴族やエヴァ・ペロン等の有名人の顧客を抱えていました。稀有な靴職人であったサルヴァトーレは、履き心地のよい靴を信条とし、顧客の足に触れただけでその人物の体調すら分かったとも言われています。1947年に発表され、革命的と言われた「見えない靴」、ウェッジ・ヒール、フラットフォーム・ソールなどを生み出し、数々の特許を取得しました。そして、今のサルヴァトーレ・フェラガモに続いているんです。
西浦:
どちらのブランドも世界的にとてもメジャーですが、その歴史については私も今回初めてしりました。すごく興味深いですね。そのアイウェアの世界をさらに知るには、実際にフレームを見ていただいた方が良いと思うので、ぜひ、ご紹介いただけませんか?
岡本さま:
では、ラコステのこちらから...。
L673SA-503 になります。
[L673SA-503] |
ブランドの象徴であるポロシャツのピケ柄をテンプルに表現したモデルです。これはピケ柄上からラミネート加工をし、立体的に上下で淡い色と濃い色を合わせています。フロントにはクリアカラーを使っているのでかけて頂いた時も重く見えません。
続いて、L2668A-214です。
[L2668A-214] |
フロントは細身のソフトスクエアです。4色展開なのですが個人的にこのブラウンとブルーの組み合わせが一番のお気に入りです。ブルーもブラウンもソリッドになりすぎずほど良いクリア感があります。それぞれのシートを貼り合せて1枚の生地を作っているので色が剥げてしまう事もありません。実はよーく近くで見ていただくとブルーとブラウンの間に薄い白い生地が挟んであり、横から見たときに細いラインのように見えます。細かい所にまでフレンチテイストのお洒落を大切にデザインしています。
西浦:
本当ですね。こんなにも細かいところにまでこだわりがあるんですね。
岡本さま:
続いて、Salvatore Ferragamoをご紹介しますね。
1本目は、SF615SA-001です。
[SF615SA-001] |
トレンド感のある大き目のシェイプです。今年のキーワードであるキャッツアイシェイプを取り入れていますが、ラウンド感を残しつつのキャッツアイですので、キツい印象は全く無くすっきりとした見え方です。テンプルに使用したモチーフはフェラガモの靴やバッグで登場するリボンのモチーフである「ヴァラ」のメタルプレートです。テンプルの下半分にラインを入れているので横からの見え方もエレガントです。
そして、SF2634A-513 。
[SF2634A-513] |
オプチカルのフロントシェイプはウエリントンタイプで知的な印象です。全体は同じ色ですが、フロントはクリア、テンプルはソリッドカラーのプラスチックを組み合わせる事で自然な肌なじみを表現することが出来ました。フェラガモのロゴはテンプルの内側にプレートで埋め込まれており、シンプルで主張しすぎない中にも高級感があります。このアイウェアでしたらどんなシチュエーションでかけて頂いても間違い無いと思います。
西浦:
スポーティーでカジュアルなラコステとは違って、フェラガモはエレガントで品のただようコレクションになっているんですね。
ところで、御社は様々なブランドのアイウェアをお取り扱いされていますが、IOFTにお越しいただくバイヤーのみなさんにとっては、まさに御社のアイウェアを一堂にご覧いただけるまたとない機会になりますよね?
岡本さま:
そうですね。一箇所のブースで弊社が扱う全ての商品を見ていただける機会と言うのはなかなか無いと思います。一番新しい商品のサンプルが勢揃いした状態というのはこのIOFTの期間だけであり、商品1点1点ももちろんの事ながら、弊社のお取引先様に対する熱意や姿勢も一緒に見ていただけると思っています。そのような環境の中で普段お伝えしきれない事をじっくりとお話させていただきたいと思っています。普段は担当の営業が取引先様にお伺いして商談をしていますが、IOFT中は全社員総出で各担当のお客様とお話させていただいております、是非周りを見回して頂いて全社一丸となって取り組んでいる熱気も感じて頂けたら嬉しいです。
西浦:
なるほど。他に、IOFTに期待することなどはございますか?
岡本さま:
小売店様はもちろんですが、メディアの方とお話しする良い機会だと思っています。ファッション小物の一つであるメガネ、サングラスですが、本当に様々な種類があり、奥が深い商品です。ブランドらしさや、トレンド感、機能性など見所が沢山あります。IOFTの機会に是非弊社のブースに来て頂き、アイウェアといえばマーションだ!と覚えて頂ける機会にしたいと思っています。
西浦:
私も頑張ってプレスの方をたくさん呼び込みたいと思います!
岡本さま:
よろしくお願いします。IOFTを通じて、本当にどんな方ともお話させていただきたいです!弊社は取り扱いブランドも多いのでどんなお店の方にもきっとご満足頂けると思います。
アポイントをご希望される方は、こちらにご連絡ください。
(株)マーション ジャパン 03-5447-8931
西浦:
岡本さま、ありがとうございました。会期中は素敵なアイウェアが大きなブースにぎっしり!なんだと思います。バイヤーのみなさんも、見逃さないようにアポイント、しっかり取ってくださいね。
[編集後記]
今回は、技、デザイン、ファッション...これらの要素が光る出展社さんを2社ご紹介いたしました。熟練した眼鏡職人の技と他に類を見ないアイディア、デザインでより良いアイウェアを送り出し続けるトレミー48さん。時代を彩り、時代を作るハイファッションブランドのアイウェアを扱うマーションジャパンさん。まったくカラーの異なる2社ですが、大きな話題を提供するブランドとして非常に面白いインタビューとなりました。次回は海外から初めて出展される注目の3社をご紹介しますね。どうぞ、お楽しみに~☆
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[IOFT広報担当:西浦]
※本展は、商談を主な目的とした展示会です。
招待券をお持ちでも、一般の方、18歳未満の方のご入場は固くお断りいたします。
招待券をお持ちでも、一般の方、18歳未満の方のご入場は固くお断りいたします。
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