2011年9月22日木曜日

[Vol.13] 異色のコラボレーションが実現!眼鏡界の奇才 影郎デザインワークス × 彩りの天才 KAMURO


今年のIOFT・・・アイウェア・オブ・ザ・イヤーにキッズ部門が新設、また、よりプロフェッショナルな観点から審査いただける審査委員が3名加入し、さらにtide-海外デザイナーゾーン-ができ・・・と、開催前から新しい風を感じずにはいられない、IOFT2011
  
そんな中、事務局に驚くべきスクープ情報が飛び込んできました!

なんと、それは異色のコラボレーション妖艶なネーミングとアイウェアで多くのファンの心を捉える、眼鏡界の奇才 影郎デザインワークス」と、胸がキュンとするカラフルなアイウェアが女性の心を鷲掴みにする、KAMUROがコラボレーションする作品が、会期で発表になるとの事!!
しかも、そのコラボレーション方法も、販売方法も、異色としか言いようがないほど、面白いんです。

IOFT事務局では、そんな異色のコラボレーション作品がIOFTに登場するとのスクープを聞きつけ、そのデザイナーお二方にインタビューをさせていただきましたので、ご紹介しますね。


眼鏡界の奇才 影郎デザインワークス 
影郎デザインワークス 代表・デザイナー 丸井 洋さま


彩の天才 KAMURO
(株)カムロ チーフデザイナー 小野寺 慎吾さま


[左:小野寺さま 右:影郎さま]

 事務局 西浦 (以下、西浦):
今回、このコラボレーションを持ちかけられたのは、どちらからですか?

カムロ 小野寺さま(以下、小野寺さま):
私から影郎さんに声をかけたんです。

西浦:
それはまた、どうしてですか?

小野寺さま:
IOFTは各社が新作を発表し、商談(販売)する場。ですが、それだけではなく日本全国のメガネ店サマが一堂に介する場でもありますよね。よって、年に一度しかないそのイベントで『お祭り』的要素を持つ『年に1度しか作らない・販売しない』モデルを提案してみたかったんです。

そんな中、今春、社内で企画が持ち上がり、「ほとんど即答に近い」時間の無い中で快諾してくれる、また共通でお取扱頂く店舗様も多いのが影郎さんだったんですよね。ですが、予想に反して、最初は反応がとても渋くてですね

影郎デザインワークス 丸井さま(以下、影郎さま):
小野寺さんの言葉を聞いた途端、私の脳はすぐに拒否反応を示しましたよ。
正直、メガネのコラボレーションなんて全く興味がなかった。これまでネールアーティストさんや彫刻家さんとコラボした経験はあるんですが、それは異業種だからこそ実現できたことであって、同じメガネのデザイナー同士が1本のメガネをデザインすることなんて考えられませんでしたからね。

西浦:
確かに、そういったコラボレーションだったら、なんだか全くイメージがつかないですね。(笑)というか、正直、感性がぶつかりすぎて合わない気が

影郎さま:
いや、それが、小野寺さんが提案してきたコラボっていうのが、全然想像がつかないものだったんで、引き受けたんです。

西浦:
影郎さんの心を動かした中身が気になります。その、「全然想像がつかないコラボ」について教えてください。

影郎さま:
KAMUROの眼鏡を私が全てデザインし、影郎デザインワークスの眼鏡をKAMUROがデザインするんです。

西浦:
大胆な企画ですね!!

小野寺さま:
お互いがライバルのモデルをデザインし合い、商品化するのはかつてない企画だと思いませんか?
ブランドコンセプトの違う2社がこのような企画に挑むっていうのは本当に面白いと思うんです。

西浦:
そうですね・・・。でも、明らかにブランドコンセプトもデザインも全く似ても似つかない・・・と、言うか、全然違うカラーを持った両者のコラボ・・・どうなるのか、楽しみな反面、怖い気もします(笑)

影郎さま:
だから、まずはカムロさんのアイウェアを必死に勉強しましたよ。鯖江にある、カムロさんの工場にもお邪魔しましたし。小野寺さんからも、「カワイイ眼鏡を作れば良い」とも、言われたんですが、結局自分の中で、「要はかわいくないデザインを描けばいいんだ」と、結論付けまして・・・(笑)

小野寺さま:
私は、わりと直ぐにアバウトなアイデアは浮かんでいたんですがね(笑)

西浦:
デザインの前段階で既に両極端で、これは益々どんなアイウェアになるのか、楽しみになりますね。では、お互いにデザインされたアイウェアのコンセプトなどご紹介いただけますか?

小野寺さま:
私がデザインする、影郎デザインワークスの眼鏡、モデル名は 『Naked』 (ネイキッド)。 まさに、女性の「ありのまま」を表現したアイウェアです。

影郎さま:
私が制作する、KAMUROブランドの眼鏡は、『Infection』(インフェクション)。伝染病という意味があります。あとは・・・、「テンプルに目があっても良いじゃないか!」という事で生まれたデザインです。

[Nakid&Infectionイメージ]


西浦:
目?ですか・・・。いや、もう、本当に、話を聞いていても、何がなんだか想像がつかないというか、なんというか(笑)話によると、販売方法もコラボレーション企画独特の販売をされると聞いたのですが、ご説明いただけますか?

小野寺さま:
はい。そうなんです。各社プロデュースのモデル、2モデルを影郎バージョンで1セット、カムロのバージョンで1セットとしてセットで各取扱店様へ販売します。両社の取扱店の場合はどちらのセットも購入可能ですよ。




影郎さま:
ちなみに、IOFTでご注文いただいた数だけを作ることになりそうですので、発売後の追加注文はお受けできないかもしれません。また、再生産はしないつもりでいます。

西浦:
つまり、IOFTの会期中限定販売ということですね。希少な逸品になること間違いなし!ですね。バイヤーの皆さん、既に仕入れ予定がある皆さん、しっかり計画を立てて、「足りなくなったぁ!」なんて事がないようにしてくださいね。

小野寺さま:
商品サンプルはブース前にて展示の予定です。「あり得ない企画」を見ていただきたいと思います。


西浦:
小野寺さま、影郎さま、ありがとうございました!
バイヤーの皆さん、製作過程の詳細はブログにて随時アップされています。ぜひ、事前に情報をGETしてくださいね!私も、会期中、両社のブースに見に行かせてくださいね。


[編集後記]
まだ実際の作品が見れていないにも関わらず、『圧巻』 これが、私の感想です。全くテイストがぶつかる瞬間。そんなのをヒシヒシと感じずにはいられませんでした。お二人とも、今回のコラボレーションに関して、「(それぞれのブランドに対し)ケンカを売るようなデザイン」と言っています。日本の眼鏡業界が誇る、全くカラーの違うお二人のデザイナーが魅せる競演。どのように会場でバイヤーの皆さんを魅了するのでしょうか。楽しみになってきましたね。バイヤーの皆さん、このコラボレーションは既に話題になっています。アポを取りたい方は、ぜひ、お早めに!



[IOFT広報担当:西浦]


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