みなさん、こんにちは。9月も間もなく下旬になるというのに、まだまだ残暑が
厳しい日が続いていますね。IOFTの会期に向け、お天気も同調するかのように、
ヒートアップしているみたいですね。
さて、今回は、日本の愛知県とドイツから、「技術とクリエイティビティ」を
テーマにIOFTニュースをお届けしたいと思います。
インタビューした2社は、どちらも卓越した技術力と突出した個性が特徴的
なんです!それでは、ご紹介しましょう!
100%ハンドメイド。卓越した技術で世界のアイウェアシーンを席巻中!
MYKITA さま
プラスチックの射出成形で愛知を新たな眼鏡の産地に!
(株)浅野屋 モンキーフリップ 代表取締役 岸★正龍さま
まずは、MYKITAさまからお届けしますね☆
IOFT事務局 西浦(以下、西浦):
それでは早速ブランドについてご説明ください。
MYKITAさま:
2003年 ベルリンにて、
Harald Gottschling、Daniel Haffmans、Philipp Haffmans、
Moritz Krueger という、4名のクリエイティブ集団が中心となって
MYKITAは設立されました。
[MYKITA デザイナー] |
ブランド名は、弊社の最初の建物がかつて幼稚園として使われており、
それを東ドイツでは、KITA(キータ)と呼ぶことにインスパイアを
受けたのが由来なんです。
卓越した技術と絶え間ないイノベーション、それがマイキータ・ブランドに
おいて欠かせない中心的な要素になっており、美とテクノロジーの融合と
言う比類ない独自のアイデンティティーを確立しています。また、独自の
個性があり、爽やかでクリアなデザインもMYKITAの特徴なんですよ。
[MYKITA] |
西浦:
なるほど。御社のアイウェアは、すべて、見ると「MYKITA」というのが
しっかりと打ち出されていますよね。また、見た目のおしゃれさ、
クリエイティビティだけではなく、技術もしっかりされていて・・・。
MYKITAさま:
はい。そこに、他社との大きな違いがあるんです。当社のアイウェアは
100%ハンドメイドなんです。マーケティングを含む、デザインから
マニュファクチャリングまでの全ての工程が一つ屋根の下で行われています。
西浦:
すごい!本当にすべて、自社にてしっかり生産・管理されているんですね。
だからそこまでのクオリティを維持できる。ということになるんですね。
そんなMYKITAから生まれるアイウェアをご紹介いただけますか?
MYKITAさま:
MYKITA & BERNHARD WILLHELM コラボレーションをご紹介します。
[DAISUKE] |
サングラスで、モデル名はDAISUKE(パステルブラック、グリーン、
メタルコーティングのゴールド)になります。
まさに、サングラスの常識を覆すアイウエア、ここに誕生!
といった感じでしょうか...。
特徴は、ハイブリッド(異なる要素が混合している)なフォームですね。
トラッドの要素とワイドなサンバイザーとしての機能を兼ね備えた、
ミックスアイウエアーです。まるでスポーティーなヘッドアクセサリーの
ような雰囲気をかもしだしています。フレームエッジから鼻の中央あたりまで、
まっすぐと広がる側面。装着した際、爽やかなパステルカラーが笠のように
フェイスをガードし、まさに浮かぶアイウエアとして目前に広がります。
フレームにはブラックを使用して、それに対応したカラーのヒンジが
フォーマルな印象を演出。フレームはMYLON製で超軽量。
抜群のフィット感と優れた弾力性が特徴です。
販売価格は 47250円(税込)になります。
そのほか、MYLON オプティカルラインも新作としてご紹介しますよ。
西浦:
!!斬新です!
見たことがない形だったので、ものすごく驚いてしまいました!
ご来場されるバイヤーの方も、新たなサングラスとの出会いに、驚きに
包まれることと思います。
ちなみに、御社はIOFTに継続してご出展いただいていますが、IOFTへの
出展の意義をどのようにとらえられていらっしゃるのでしょうか?
MYKITAさま:
IOFTでは、より多くの小売店さんやバイヤーさんとの出会いを大事にして
います。ですから、より多くの方にMYKITAの世界観を伝えるため、
フランスのSILMO、イタリアのMIDOなどの世界的なメガネの見本市同様の
ブースをIOFTに設置し、取扱店さんや新規のお客様へMYKITAの感性豊かな
部分を感じてもらい、それを取扱店の皆様から、より多くのエンドユーザーさん
へ伝えて頂きたく、IOFTに出展し続けています。
西浦:
ありがとうございます。今回のIOFTでは、どういったバイヤーの方と
お会いしたいと考えていらっしゃいますか?
MYKITAさま:
オプティカルを含む、海外、アパレル、全てのバイヤーさんですね。
MYKITAの世界観を体感しに、是非、ブースへお立ち寄りください。
スタッフ一同こころよりお待ち申し上げております。
西浦:
ありがとうございました!今年もまた、IOFTでMYKITAさんのブースは
バイヤーでいっぱいになることと思います。引き続き、出展のご準備など、
頑張ってくださいね。
それでは、続いて、IOFTの会場でもひときわ強い個性をはなっていた、
(株)浅野屋 モンキーフリップさんです。
西浦:
岸★さま、ようこそIOFTニュースへ!
それでは、ブランドのヒストリーについて、教えてください。
[岸★正龍さま] |
(株)浅野屋 岸★正龍さま(以下、岸★さま):
はい。私たちは、1996年にショップとして名古屋で
オープンし、1997年に初めてのオリジナルを発表
しました。以来500モデル以上をリリースしています。
その後、2007年にブランドとしての活動をスタート
させました。ストリート発のブランドとして、
ロック・バイク・カスタムカルチャーを愛する
人たちをターゲットにゴツクてクールなアイウェア
を発信し続けています。
ちなみに、IOFTには2008年に初出展しました。
2010年にはアイウェア オブ ザ イヤー2011メンズ部門賞も受賞しているんです。
西浦:
その時のこと、覚えています!!
もうあれから2年が経とうとしているんですね。
ちなみに、今年の出展に際して、新しい試みがあるとお伺いしましたが...。
岸★さま:
はい。そうなんです。
一昨年まで3年連続で出展させていただき、たくさんの素晴らしいショップに
ご縁をいただきました。
昨年は一区切りの年と出展を控えましたが、今年は地元に自社工場を建設し、
新しいチャレンジを始めましたので、多くの方にご覧いただきたく出展を決めました。
昨今、色んな展示会が増えてきましたが、全国の多くのアイウェアショップに
観ていただくと言う意味では、やはりIOFTがナンバーワンだと思いますからね。
西浦:
ありがとうございます!!
それにしても、新しいチャレンジ・・・気になります。
岸★さま:
愛知のプラスチック産業は自動車部品、工業機械部品、遊技機部品などの分野で
精度、納期、品質など発注者の難しい要求に応えてきた歴史を持ち、
プラスチックの射出成形において高い技術力を誇っています。
こうした技術を背景に、射出成形による高品質なプラスチックフレームの生産を
始めました。射出成形のプラ枠と言うとチープなイメージが浮かびますよね。
僕もはじめはそうでした(笑)
でも愛知が持つ技術は想像以上に進んでいて、今年6月に自店で行ったアンケート
では、「質感・見た目において切削でつくったフレームとまったく違いが
分からない」との意見が90%を占め、進んできた道は間違っていなかったと
自信がつきました。
この取組みは県内では評価をいただており、中部経済新聞の一面にも
取り上げられました。
[中部経済新聞 9/1号] |
具体的なお話はブースでモデルを見ながらをさせていただきますが(笑)、
ひとつだけその特徴をあかすならボリューム感。
今回採用している工法ではデザイン上の制約がとれ自由度が上がったので、
とてつもない3Dフォルムを創ることができました。
西浦:
地域に根付いた技術をアイウェアに取り入れたわけですね。
どんなアイウェアなのかが、ものすごーく気になります!
岸★さま:
分かりました。少しだけご紹介します。コレクションテーマはXENO(ゼノ)。
英語で「異物、異物性」という意味です。
[XENOロゴ] |
発表するコレクションは全4モデルになります。モデル名は銅磨(どうま)、
鱗蛇(りんだ)、鎧羅(がいら)そして紫電XENO(しでんぜの)です。
全モデルとてつもなくクールで、自画自賛ながら惚れてしまっています(笑)。
共通ギミックとして全モデルにオンした【ウロコ】も素晴らしくいい感じで、
これこそがMonkeyFlipだ!という自信のコレクションになりました。
写真は開発段階の試作として作製した紫電のCGです。
[紫電 CGイメージ] |
また別ラインになるのですが、アイウェアオブザイヤーをいただいた
猿心(えんじん)というシリーズも今回から自社工場で仕上げることになり、
ENGINE by MonkeyFlipとしてリニューアルします!
「last piece~着用者のキャラクターを形成する最後の仕上げの1ピースであること~」
をコンセプトに掲げ、日常のライフスタイルに溶け込む普遍的なモデルを
ベースにした 5モデルでのデビューです。面白いコラボも考えていますので、
ぜひご期待ください!
西浦:
もっとお写真が見たいです!!・・・が、これは、会期までのお楽しみ、
ということですね。
岸★さま:
楽しみにお待ちください。
MonkeyFlipのターゲットはそれほど広くはありませんが、テイストを同じくする
ショップさんやお客様からは圧倒的な支持をいただいています。
今回のIOFTでまた新しいショップと出会えるのをたのしみにしています。
西浦:
なるほど。ますます楽しみになってきました。
岸★さま:
僕らは僕らの工場、そしてコレクションの開発に一年以上を費やしてきました。
それを多くの皆さまにご覧いただくのは正直不安もありますが、でも見て
いただける嬉しさの方が何十倍も大きいです!
会期中のアポイントはぜひ、こちらにご連絡ください!
モンキーフリップ アウトライン
担当:高田健吾
052-261-7710
西浦:
ありがとうございました!!
みなさん、アポイントがいっぱになる前に、ぜひご連絡くださいね。
[編集後記]
スタイリッシュなだけではなく、100%自社工場でデザインから生産・管理
までの全てを行うなど、その技術もお墨付きで、海外セレブにも愛用者が多い
ドイツのMYKITAさんと、すでに確固たるファンを確立しながらも、愛知に
根付いた射出成形を新しく取り入れ、更なる進化をした浅野屋さんの2社を
ご紹介しました。
いずれも、技術力の高さと、突出した個性が光るインタビューとなりました。
会場で実際のアイウェアを見られる日が今から本当に待ち遠しくなりましたね。
IOFTニュース、これから更に頻度を上げて更新してまいります。
どうぞお楽しみに!
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こちらもお楽しみに!
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[IOFT広報担当:西浦]
※本展は、商談を主な目的とした展示会です。
招待券をお持ちでも、一般の方、18歳未満の方のご入場は固くお断りいたします。
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http://www.ioft.jp/eguide/