2011年9月29日木曜日

[Vol.16] 女性がより美しく輝くメガネ ~FLEYE by AKITTO~が魅せる新たなコラボレーション


今年のIOFTは早く、お伝えしたい!と、思うニュースが盛りだくさん…今までもたっぷりお届けしていますが、まだあるんです。私自身、考えるだけで、ドキドキしてしまいます。今回ご紹介するのも、もちろんそんなお伝えしたい!というニュース。きっと、早くIOFTに行きたいっ!と、思うはず…。

では、早速お迎えしちゃいましょう!


美しさを最大限に引き出すアイウェアで多くの女性を魔法にかける
FLEYE by AKITTO デザイナーの 川上 明仁さま 

と、

アイウェアのかけ心地を最大限に極めたのはこの方・・・と、言えばお分かりですね。
(株)スロウ マネージング ディレクター 三瓶 哲男さま

をお迎えしました。

事務局 西浦(以下、西浦):
それではまず、FLEYE by AKITTOについて、IOFTニュースを読んでいる皆さんにご紹介くださいますか?


[川上さま]
FLEYE by AKITTO 川上さま(以下 川上さま):
そもそも、このブランドは母体となるデンマークのブランドFLEYEからスタートしているんですね。2002年に、アネット、ハンナ、ラースの3人のCEOが立ち上げたブランドで、FLEYEは、”Fine Looking Eye”の略称なんです。コンセプトは、軽くて、かけて元気になる楽しいメガネ。かける人が、楽しくハッピーになれるようなコレクションを発表しています。

僕自身、FLEYEを販売する小売店で以前は勤務していました。ただ、FLEYEのメンバーとは彼女たちがFLEYEを立ち上げる前からになりますので・・・13年くらい前から交流があったんですね。その後、2008年に営業兼別ブランド、FLEYE by AKITTOのデザイナーとして、参加することになりました。


FLEYE by AKITTOのコンセプトは、細部の作りにまでこだわりながら、どこかクラフト感のある可愛らしいモチーフ使いを特徴としています。色とりどりのスワロフスキーや七宝で装飾された繊細かつ華やかでアクセサリーさながらのデザインを特徴とし、大人の女性を美しく、そしてキュートに演出します。

西浦:
AKITTOのフレームは特に日本人やアジア人の女性の顔、趣向をよーく研究されているなと。アジア人の肌色がきれいに映えるカラーリングや、デコレーションなどを見て、常々、こんなキレイなメガネってあるんだなー。って思っていました。ところで、今まで、FLEYE by AKITTOとしてはお一人でやっていたかと思うのですが、今回、三瓶さんとコラボレーションをする事になったきっかけについて教えてください。

川上さま:
実は、三瓶さんとの偶然の出会いが3回続いて、その3回目の時に、お茶に誘っていただいたのが、初めてお話をさせていただいた時になるんです。それから連絡を取らせていただくようになったんですが、三瓶さんって、ボクからすると、もう、大先輩ですから、お話ができるのであれば、とにかく色々吸収させていただきたくて。メガネの作り方にはじまり、業界でのビジネスの仕方・・・などなど、とにかく色々質問しましたよ(笑)

その頃の自分は、正直、かけ心地を一番に考えてはいなかったと言うか・・・かけ心地は良いほうがもちろん良いんだけど、かわいく魅せるということを重要視していたんです。靴でいうとピンヒールですよね。歩き易さよりも足がきれいに見える方が良いという。

ただ、何度かお会いして、色々質問していくうちに、かけ心地について、頑張って良くしていかないのは、小売店の皆さん、ひいては、エンドユーザーの皆さんに対して失礼ではないかと思い始めたんです。でも知識がない。ベータチタンに色々な種類があるのも分からなかったし、デザインだけを仕上げて、後の細かい製法や素材選びは工場の皆さんにお任せって、それが当たり前だと思ってましたからね。

[三瓶さま]

スロウ 三瓶さま (以下、三瓶さま) :
工場の人に負けない知識を持っているほうが、よりお互いの知識をぶつけ合いながら、もっと良いものが作れる。という話を川上さんと話したんです。彼が今持っているカラー、女性を美しく見せるメガネですよね。そこにもう少し幅があっても良いんじゃないかなって。この先も長く活躍していけるブランドになるためには、かけ心地もエッセンスの1つとしてとらえて行く事も大切な事なんじゃないかって話をしたんです。
そんな中で、僕はメガネについてこう思う、川上さんも、俺はこう思う。という意見を交わしていくうちに、こうしたら良くなるんじゃない?じゃあ、こうしてみる?なんて、自然な流れで、「じゃあ、一緒にやってみようか」となっていました(笑)

そして、出来上がったメガネは、本当に、どこが三瓶コラボなの?っていうくらいのちょっとしたことです。板が1枚入っているだけ。

川上さま:
そうですね。出来上がったものを見る人がみれば、「ふーん、なるほどね」と、思うかもしれない。でも、そこにたどり着く過程には、色んな罠や仕掛けがあるんですよ。そこにたどり着けたのは、三瓶さんの知識があるからなんです。

三瓶さま:
今迄にたくさん失敗を積み重ねていますからね。

川上さま:
僕からすると、失敗をして積み上げてきた事をお伺いできるなんて、本当に貴重な体験ですよ!ただ実は、今回のコラボが決まって、「よし。三瓶さんとコラボができる。そのコラボモデルを考えよう。」と、思ったら、今まで経験した事のないスランプに陥りました…。それを相談したら、三瓶さんに「自分が作りたいものを作れば良い。俺に合わせてデザインするなんて、100年早い!」って言われまして(笑)それで、自分が作りたいものをデザインして、その中に三瓶さんの要素を取り入れられないかって、いう風に考え、形にしていったんです。

三瓶さま:
AKITTOのデザインを変えないで、AKITTOのままで川上さんが違和感を感じる事無く何かを変えるのが今回の僕のテーマでした。




西浦:
なるほど!早く完成品が見たくて見たくてしょうがないです…。
ちなみに、今回のコラボモデル、どんなお店に置いて欲しいというのはありますか?

川上さま:
奇抜なもの、変わったメガネを探している人は、AKITTOが合わないのかもしれませんね。それは、あくまで僕自身が、奇抜なものや変わったものをと言う事ではなく、女性が美しくなるメガネ、良いメガネを作っているつもりだからです。ぜひ、小売店の方にも、美しいって何なのか、という眼で眼鏡を見ていただきたいなと思います。その結果、AKITTOは好きじゃない。と言う事であれば、それはそれで良いと思います。

今、どうやったら生き残れるか?と言う中で、奇抜なものや、他には無いものだけを集めているお店もみかけますが、それだとやっぱりキテレツなメガネ屋さんになってしまって、意味がないと思うんです。純粋にどうすればお客様が美しくなれるのかを考えていただきたいなと思っています。そこに、AKITTOのメガネがピタリとはまる。と言う事であれば、ぜひ、お取引させていただきたいです。

僕のメガネは美しい。だから仕入れましょうとは僕は決して言いません。皆さんが、僕のメガネを美しいと思い、仕入れたいと思ってくださるのであれば、ぜひ、よろしくお願いします!


[左:川上さま 右:三瓶さま]

西浦:
確かに、メガネは顔に乗っかり、大部分を占めるものだから、「珍しいですよ」 「ナカナカ無いメガネですよ」 って言われても、自分がきれいに見えなければ、特に女性のお財布の紐は緩まないですよね。

川上さま:
今回は、正直、良いメガネができました。良いメガネになったと思います。今までのAKITTOを良いと思ってくれた人にも受け入れられ、かつかけ心地も良い。ふざけてない。本当に良いメガネだと思います。でも自分のデコレーション具合は健在。三瓶さんとコラボするからといって、三瓶さんが作ったものにはなっていない。だけど、かけ心地は格段に良い。だから、楽しみにしていてください。

西浦:
川上さま、三瓶さま、どうもありがとうございました!!
たっぷりお話をお伺いさせていただいて、本当におなかがイッパイです。
まだサンプルなどは出来ていないんですよね?早く見たいですよね…。会期までが本当に待ち遠しい…。

[編集後記]
今回は、このメガネをかけた女性がどんどん美しくなる。と、評判のFLEYE by AKITTOの川上さんと、究極にかけ心地の良いメガネを世に送り出したあの三瓶さんのコラボレーションがIOFTで発表になると聞き、インタビューをさせていただきました。お互い、「良いメガネ」を作りたいというのは共通していても、「何が良いメガネなのか」の定義については、全く違う方向を見ている。だからこそ、それら二つのエッセンスが程よく合わさり、より良いメガネが生まれるんだと感じました。普段何気なくかけているメガネの裏には、作り手の様々な経験、知識やメガネに対する熱い思いがギュギュギュっと濃縮され出来ている…。1本のメガネ誕生の裏に秘められた様々なドラマが垣間見れる、そんな素敵なインタビューになりました。
さぁ、IOFTニュースもいよいよラストスパートに入ります。まだまだアップしていきます!引き続きご愛読くださいね♪


[IOFT広報担当:西浦]


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